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【Splatoon大会】外から観たSplathon#9の風景

 2019年2月24日(日)にSplathon#9(第9回スプラソンというスプラトゥーンの大会が開催されました。参加者は基本的に社会人で、企業対企業の対抗戦形式を取っています。この第9回Splathonは過去最大の33企業44チームが参加し、その中で企業No1を決める大会となりました。

Twitch Japan on Twitter: "昨日開催された『Splathon』! ↓アーカイブはこちらからご覧になれます↓ https://t.co/g4dwiQisBB… "

 Twitchにアーカイブが残っているので、興味がある方は観ていただくのが一番楽しめると思います。本大会はなんとプロスポーツ中継並みに実況解説が毎試合ついています。その上実況の方が本当に盛り上げ上手ですし解説の方も懇切丁寧に戦局を説明してくれていまして、スプラトゥーンをやったことがない方が観ても楽しめるレベルでした。

 この記事はSplathonを知らない方向けに、Splathonの魅力を余すことなく伝えたいと思って書いたものです。

 改めて当大会は非営利での開催であり、主催者、運営スタッフの🔥熱い気持ち🔥と、会社勤めでリアルもお忙しい中の👨🏻‍🔧運営業務👨🏻‍🔧によって成り立っています。私自身参加はできませんでしたが、配信をしっかり楽しませて頂いた身として感謝の意を申し上げます。

参加者のレベル感

 この大会は基本的に同一企業に勤める4人でチームを作らないといけません。twitterやゲーム配信で見かけるプレイヤーはだいたい最上位のウデマエXですが、リアルでプレイヤーを探すとレベル帯はまちまちですね。古い情報ですが、ウデマエXのプレイヤー数は全体の1%程度と公式で発表されていました。

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任天堂株式会社より ウデマエ別プレイヤー割合
※S+10 ~S+50が今のウデマエX

 そのため、参加者の中にはウデマエA〜S+の方もたくさんいらっしゃいます。ちなみに私の職場にもSplathon#8, #9に参加されたS帯の方がいらっしゃるので話を聞いてみましたが、「強い人と当たることもあったけど腕前差が発生しにくいように対戦相手マッチングされているので良かった。試合以外にもLT大会やバンド演奏(!)があるのですごく楽しかった!」といったことをおっしゃっていました。

 一方、もちろん強い人たちもたくさんいます。決勝トーナメントに残るようなチームはXパワー2500~*1のプレイヤーが3~4人いるようなチームばかりです。また、武器トップを取れるプレイヤーが何人もいて、もみじ、ノヴァ、96デコ、パブロ、竹、スクイックリンなど、レア武器の超実力者たちがひしめいています。さらにさらになんと任天堂の公式大会であるSplatoon甲子園で実績を残された方々もSplathonに参加しています。

 Splathon#9の決勝戦ではこのHKKMのメンバーが別チームに別れて優勝を争ってナワバリルールを戦うという熱い展開もありました!優勝プレイヤーの振り返り記事も書かれていますので、是非是非目を通していただけると!

kamina310.hatenablog.com

凸凹チームでの成長

 上述の通り、Splathonでは色んなレベル帯のプレイヤーが参加しています。その上同じ企業で働いている人としかチームになれないという制約があるため、メンバー構成が凸凹になっているチームばかりです。例えば全員3人がウデマエXで一人がS帯というレベル差が発生していたり、全員前線武器や全員後衛武器、果てはそれぞれの持ち武器がローラー、ブラスター、筆で塗り壊滅・・・というチームになることも割と普通のケースです

 その中でどういった戦略を立てて練習していくか、というのが外から見ていても面白いところです。レベル帯に差があれば強い人がどうメンバーにアドバイスしていくか、構成に問題があればメンバーの中で器用なタイプが武器を持ち替えてバランスを取っていくか、それとも持ち武器はそのままでで戦い方の幅を広げる練習をするか。。。状況状況に合わせた練習を考えていくことで参加者みなさんレベルアップしているようでした。

 本大会の優勝チームはX帯上位が3人、S+帯のが1人のチーム構成でした。そのチームは別の大会*2にも参加しており、そちらの試合の配信も見ていたのですが、当Splathon大会ではそのS+のメンバーがMVPクラスの働きをしていました。話を伺うとやはり他のX帯のメンバーが様々なアドバイスをして、大会練習の中でどんどんどんどん上手くなっていったようです!

 ベスト4に残ったチームにはド後衛3人、ド前衛1人という超重量級武器構成のチームもありました。どうも最初は後衛3人のうち2人が傘や落ち葉など中衛武器を持ってバランスを取ろうとしていたみたいですが、最終的にはそれぞれが持ち武器を持って後衛3人前衛1人のままで戦うのが一番パワーを発揮できたみたいです。

 私見ですが、武器構成の検討については練習時間の制約を先に考慮しておくと良いように思います。個人、チームともに十分に練習時間を取れるなら武器の持ち替えも視野に入れるし、逆にあまり練習時間が取れないことが分かっていれば持ち武器で立ち回りの幅を広げる方針が良いのかなぁと思っています。

ドキドキのオフライン大会

 最後に、オフライン大会の魅力をお伝えしたいと思います。私の場合、今回のSplathon#9ではなく、2016年に開催されたSplathon#4に参加した際に感じた魅力です。

 そもそもスプラトゥーンはオンラインでゲームが出来るので、家から参加できるオンライン大会はいろいろな方が開催されています。大きなイベントスペースを貸し切って参加者が一同に揃って戦うオフライン大会は正直、公式のスプラトゥーン甲子園大会とこのSplathon以外知りません。めちゃくちゃレアで貴重なイベントです*3

 オフライン大会は家ではなく会場で、観戦のみんなに見られながら戦うことになります。普段と違う環境でどれだけいつもの実力を出せるか、そういう不安と戦う緊張感はたまらないものがあります。

 また、改めて改めてになりますが、この大会は非営利で主催者や運営の気持ちによって開催されています。そのため参加者のみんなも"お客さん"ではなく、それぞれがハードを持ち寄ったり協力してこのイベント盛り上げています。その一体感、手作り感は公式大会見ているときとの一番の違いだと感じました。今回のSplathon#9ではTwitch配信を参加者の知り合いが数多く視聴しており、みんなの応援コメントで大盛り上がりでした。

参加者の大会レポート

 以上、もっともっと色んな魅力を書き連ねていきたいですが、一旦本記事はここまでで。私以外にも実際に大会参加された方や運営側として作業された方のレポート記事を以下に挙げておきます。本記事で書ききれていない要素もたくさんありますので、こちらも合わせてお読みいただけるとよりSplathonの雰囲気が分かりますよ!

lealog-splatoon.hatenablog.jp

maktopia.hatenablog.com

arata.hatenadiary.com

 さて、ここまでお読み頂きありがとうございます。次回Splathon#10こそは私も参加したいところです。社内でスプラトゥーンプレイヤーを探すところからはじめないとですが…。

*1:ウデマエXの中でも更に上位10%くらいの強さの人たち。

*2:Splathonコミュニティ内でオンライン大会も複数企画されています。

*3:頭痛が痛い。